フェルデンクライス今治
身体と心のつながり
繊細なタッチと、穏やかな動きで、
神経系にアプローチしていく.
FI
Functional Integration
(ファンクショナル インテグレーション)
〈機能の統合〉
動きを通した学びのレッスン
FIレッスンは、一人ひとりに合わせて行うフェルデンクライスメソッドの個人セッションです。
通常の施術のように、ベッドの上に楽な姿勢で横たわるところからレッスンは始まります。
柔らかなタッチと心地よい動きから、身体が本来持っている自由さや、しなやかさを取り戻していきます。
・動きはとても小さく、心地よく感じられる範囲で行われます。
・タッチや動きの中で、身体の「使い方の癖」や「より楽な動き方」に気づきやすくなり、自然に身体がかわってきます。
矯正し治すのではなく、「身体がどう動けば効率的で楽なのか」を脳と身体が学ぶ時間です。
痛みとの新しい向き合い方 〜フェルデンクライス今治からのヒント
「痛みがある=悪いもの、なくすべきもの」
私たちはつい、そう思い込んでしまいます。薬を飲んだり、湿布を貼ったり、痛みを消すことばかりを考えてしまうのは自然なことです。
痛みは「学びのサイン」
けれど、痛みは単なる「不快な症状」ではなく、自分の使い方に気づかせてくれる信号かもしれません。
たとえば、腰が痛むとき。それは「腰が悪い」だけではなく、呼吸が浅い、骨盤の動きが制限されている、肩や首に余分な力が入っているなど、体全体の使い方の結果として現れていることが多いのです。
小さな動きで痛みの回路を変える
レッスンでは、「痛みを無理に突破しない」ことを大切にします。むしろ 痛みが出る前の小さな動き に耳を澄ませます。
・痛みを避けて「別のやり方」を試す
・小さな動きを、様々な仕方で繰り返して「脳に新しい選択肢」を提示する
・その結果「痛みがなくてもできる動き」が少しずつ広がっていく
このプロセスを通じて、体は「痛みを回避するために固まる」代わりに、「より自由に動ける」方法を学んでいきます。
痛みが変わると、心も変わる
興味深いのは、体の痛みが軽くなると、心の持ち方も変わることです。
「もう動かすと痛いに違いない」という恐れが薄れ、安心して動けるようになります。
痛みはただの障害ではなく、私たちの動き方や生き方をより豊かにする入り口になりうるのです。